嫌な上司の撃退法:「臭くてバカな野良犬」に格下げする方法

この記事には英語版がございます。Please scroll down for the English version.


目次

  • 嫌な上司にはさまざまなタイプがいる
  • 短気で嫌味ばかりの上司
  • 定期面談という名の「ネチネチ攻撃」
  • 反撃しても消えないストレス
  • ChatGPTに相談してみた
  • 「犬だ」と思うことにした
  • ヘロ吉爆誕
  • 犬だと思えば、すべて納得できる
  • まとめ:そいつには名前をつけろ
  • 英語版はこちら

嫌な上司にはさまざまなタイプがいる

5月病――新年度の緊張感が抜けた頃にやってくる、あの心の不調。
その原因は、単なる季節のせいややる気の低下ではありません。
職場の人間関係、特に「嫌な上司」の存在が大きいと僕は感じています。

嫌な上司と一口に言っても、そのタイプはさまざまです。

  • 短気ですぐイライラするタイプ
  • 嫌味ばかり言ってくるタイプ
  • 自分のペースで全てを進めたがるタイプ
  • 意味のない指示を出してくるタイプ

残念ながら、僕の上司はこれら全てを兼ね備えていました。


短気で嫌味ばかりの上司

僕の上司は、とにかく短気
少しでも自分の思い通りに進まないと、すぐイライラし始めます。
そのペースに合わせなければ、あっという間に不機嫌になるのが日常でした。

さらに厄介なのが、嫌味

チャットで普通に依頼すれば済む話なのに、

「なんでこんなことも気づかないの?」
「周りが不審に思ってるよ?」

そんな言葉を毎回添えてくる。
本当に、こんなに嫌味な人は初めてでした。
チャットが届くたびにストレスを感じ、読むだけで憂鬱になる日々。

それだけでは終わりません。
自分が送ったチャットには「すぐに気づけ」「即返信しろ」という態度。
さらに、こちらが余裕を見せると、意味のない指示を押し付けてきます。

成果が出るわけでもなく、センスもない。
でも、やらないと不機嫌になるから対応せざるを得ない。


定期面談という名の「ネチネチ攻撃」

特に辛かったのが定期面談
本来なら建設的な話し合いの場のはずが、
僕にとってはただの「責められる時間」でした。

仕事が8割うまくいっているのに、残り2割を延々と責め続ける。

「どうすれば良くなると思う?」
「なぜこうなった?」

でも、その2割は分かっていて敢えて従っていなかった部分
現場の判断として最適だと思った結果なのに、ネチネチと責められる。

ついに限界がきて、僕は言い返しました。

「それって実害ありますか?」
「それで何か問題が起きましたか?」

上司は言葉に詰まりましたが、僕の中では吹っ切れた瞬間でした。


反撃しても消えないストレス

反撃したことで一時的にはスッキリしたものの、
面談後も嫌な気持ちは続きました。

頭の中では上司の嫌味がリフレインし、モヤモヤが消えない。
このままじゃ耐えられないと思い、僕はChatGPTに相談しました。

「このストレス、どう回避すればいい?」

返ってきたのは、

「上司の小言は雑音だと思えばいい」

確かに正論。でも、僕にはそれが弱いと感じました。
雑音だと思うなんて、そう簡単にできるものじゃない。

ありがとうございます!
それでは、続きを最後まで出力します!


ChatGPTに相談して見えた突破口

雑音だと思えない僕は、ふと過去に読んだ言葉を思い出しました。

「相手を人間だと思うから腹が立つ。赤ちゃんや動物だと思えばいい」

この考えをChatGPTに話すと「それはいいね」と返ってきました。
でも、僕はまだ物足りなかった。

もっと具体的に、確実にストレスを消す方法が欲しかったのです。


「犬だ」と思うことにした

そこで僕は決めました。
彼を犬だと思うことにしようと。

それも、ただの犬じゃありません。

臭くて、バカで、汚くて、しつけもされなかった野良犬。

ギャンギャン吠えるだけで、誰にも相手にされない哀れな存在。
そう思えば、イライラする必要なんてありません。
「また吠えてるな」と笑って眺めるだけで済むんです。

でも、さらに効果を高めるために、僕は名前をつけることにしました。


ヘロ吉爆誕

ChatGPTに名前を相談すると、笑ってしまうような案がたくさん出てきました。
その中から僕が選んだのは——

ヘロ吉

この瞬間から、僕の中で上司は完全に「どうでもいい存在」になりました。

チャットが来ても、

「お、ヘロ吉今日も元気だな」
「無駄吠えが多いぞ、ハウス!」

そんなふうに思うだけで、全くストレスを感じなくなったんです。

僕は彼の名付け親ですが、
飼ってあげる気なんて一切ありません。
ただの野良犬として放置するだけです。


犬だと思えば、すべて納得できる

ヘロ吉と名付けてから、全てがシンプルになりました。

  • 感情をコントロールできないのは? → 犬だから
  • すぐ吠えるのは? → 犬だから
  • 性格が悪いのは? → 前の飼い主が悪かったから

以前は「わかってくれるかも」という淡い期待が僕を苦しめていました。
でも、犬に期待する方が間違いだったんです。


まとめ:そいつには名前をつけろ

もしあなたも「嫌な上司」に悩んでいるなら、試してほしいことがあります。

  • 犬だと思う
  • 臭くてバカな野良犬をイメージする
  • 小馬鹿にした名前をつける

そして、
そいつのことは、その名前で呼ぶことにする。

これだけで、驚くほど心が軽くなります。
飼う必要なんてありません。名前をつけて放置するだけ。

ぜひ、お試しください。


英語版はこちら

How to Deal with an Annoying Boss: Downgrade Them to a “Stupid, Dirty Stray Dog”

This article is available in Japanese above. 日本語版は上部にあります。


There Are Many Types of Annoying Bosses

May blues—it’s not just about seasonal mood swings or lack of motivation.
For me, the biggest cause is often human relationships at work, especially dealing with an annoying boss.

There are many types of annoying bosses:

  • Short-tempered and easily irritated
  • Always making sarcastic remarks
  • Forcing everything to go at their pace
  • Giving meaningless instructions

Unfortunately, my boss was all of these combined.


A Short-Tempered, Sarcastic Boss

My boss would get irritated the moment things didn’t go his way.
If I didn’t match his pace, he’d get angry immediately.

Worse, his chats were full of sarcasm:

“Why didn’t you notice this?”
“Everyone’s wondering about you.”

Every message felt like a punch to my mood.


The “Nagging Sessions” Disguised as Meetings

Regular meetings became torture sessions.
Even if I did 80% of my work well, he’d obsessively nag about the remaining 20%.

One day, I snapped and said:

“Is there any real problem with that?”
“Did anything bad actually happen?”

It was liberating, but the stress lingered.


The Breakthrough: Thinking of Him as a Dog

I asked ChatGPT for advice.
It told me to “think of his words as noise.”
But that wasn’t enough for me.

Then I decided—
I’ll think of him as a dog.

Not a cute pet, but a:

Stupid, smelly, dirty stray dog, poorly trained and always barking.

To make it even clearer, I asked ChatGPT for a name and chose:

Hero-kichi (Helokichi)

From then on, every time he sent a chat:

“Oh, Hero-kichi is barking again.”
“Too much barking—go to your kennel!”

It became funny instead of stressful.


Conclusion: Just Give Them a Name

If you’re struggling with an annoying boss:

  • Think of them as a dog
  • Picture a stupid stray
  • Give them a mocking name

And most importantly—

Always call them by that name in your mind.

It’s simple, but it works.
No need to “train” them. Just let them bark.

Try it—you’ll feel much better.